・2010年12月24日(金)19:00開演(18:20開場) 東京芸術劇場 ・2010年12月25日(土)14:00開演(13:20開場) 東京文化会館 ・2010年12月26日(日)14:00開演(13:20開場) サントリーホール
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S席 8,000円 A席 7,000円 B席 6,000円 C席 5,000円 Ex席(24、25日)2,200円 P席(26日)2,200円
ここはおさえておきたい!演奏会をさらに楽しむための3つのポイント
Who is Maestro GAFFIGAN ?
今年の都響が年末恒例の第九公演に迎える指揮者として、アメリカ出身の若手指揮者ジェイムズ・ガフィガンに白羽の矢を立てた。2004年にフランクフルトで行われたショルティ国際指揮者コンクールに優勝し、近くルツェルン響首席指揮者、オランダ放送フィル首席客演指揮者への就任が決まっている赤丸急上昇中の逸材だが、まだ知る人ぞ知る存在のため、「誰?」という反応も多いはず。ここでは少し経歴を概観してみよう。
師匠は3人のマエストロ
1979年にニューヨークに生まれた彼は、ジュリアード音楽院プレ・カレッジを経てニューイングランド音楽院などで学んだのちデイヴィッド・ジンマンの薫陶を受け、フランツ・ウェルザー=メストのもとクリーヴランド管で副指揮者を、マイケル・ティルソン・トーマスのもとサンフランシスコ響で准指揮者を務めた。近年はヨーロッパにも活動の場を広げ、ベルリン・ドイツ響、バーミンガム市響、シュトゥットガルト放送響などへの客演で成功を収めている。オペラの指揮にも積極的で、ヒューストン・オペラやチューリヒ歌劇場のほか、2010年のグラインドボーン音楽祭ではエイジ・オブ・エンライトゥメント管(OAE)を相手に歌劇〈コジ・ファン・トゥッテ〉を振って好評を得た。
旬の若手が振る〈第九〉
ガフィガンとOAEとの関係はすこぶる良好なようで、BBCのFMラジオ番組「Performance on 3」で5月に放送されたベートーヴェンの交響曲第6番〈田園〉をメインとする演奏会の模様を聴く限り、ほとばしる才気とストレートな情熱がオーケストラを燃え立たせ、楽器や奏法いかんを超えた光彩を放っていた。このコンビはベートーヴェン・ツィクルスを敢行中とのことで、現在のガフィガンが最も力を入れているレパートリーの精華がいち早く都響との演奏で実現し、我々日本の聴衆が耳にできるのはとても喜ばしい。タイプの異なるマエストロ達からエッセンスを吸収し、今まさに非凡な才能を開花させつつある「旬の若手」が、聴き慣れた〈第九〉像をどう料理してみせるのか。名歌手たちの饗宴も含めて聴き逃せないコンサートになりそうだ。
文:吉村 溪

指揮/ジェイムズ・ガフィガン
James GAFFIGAN, Conductor

ソプラノ/エヴェリーナ・ドブラチェヴァ
Evelina DOBRACEVA, Soprano

メゾソプラノ/イリーナ・チスチャコヴァ
Irina TCHISTJAKOVA, Mezzo-Soprano

テノール/ポール・チャールズ・クラーク
Paul Charles CLARKE, Tenor