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ABOUT TMSO

オーケストラ|メンバー

ソロ・コンサートマスター/コンサートマスター
第1ヴァイオリン 第2ヴァイオリン ヴィオラ チェロ コントラバス
フルート オーボエ クラリネット ファゴット ホルン
トランペット トロンボーン バストロンボーン テューバ ティンパニ&打楽器
山本 修
コントラバス  首席奏者

山本 修 (やまもとおさむ) YAMAMOTO Osamu
(1985年5月1日入団)

演奏家として心がけていること:健康
最近はまっていること:ネットで買い物
好きな作曲家:モーツァルト、ブラームス……色々
もし音楽家になっていなかったら?:いや、音楽やってます

2012年6月23日プロムナードコンサート

 神奈川県逗子市出身。東京藝術大学卒業。永島義男氏に師事。東京藝術大学管弦楽研究部講師を経て、1985年東京都交響楽団入団。
 87年東京文化会館小ホールにてデビュー・リサイタルを開催。89年ベルリンに留学、ベルリン・フィル第1首席奏者ライナー・ツェペリッツに師事。99年、津田ホールにてリサイタル開催。NHK-FMリサイタル、FM名曲リサイタルに出演。2004年、2010年に京都および東京文化会館小ホールにてリサイタルを開催。2012年1月、CD『山本修コントラバスリサイタルⅠ』『山本修コントラバスリサイタルⅡ』をリリース。同年6月、都響プロムナードコンサートにおいてクーセヴィツキーのコントラバス協奏曲を演奏し満場の聴衆に喝采を博した。
現在、東京都交響楽団首席奏者の他、サイトウ・キネン・オーケストラ、ジャパン・チェンバー・オーケストラ、アンサンブル・ノマド、オーケストラMAP’S、トウキョウ・モーツァルトプレイヤーズのメンバー。洗足学園音楽大学講師。

都響首席コントラバス奏者 山本修の部屋

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私の音楽はじめて物語

ピアノの前で(3歳ころ)

 中学校で音楽教師をしていた母(私が生まれた後に退職)が、自宅でピアノを教えていましたので、私も2歳から手ほどきを受けました。ただ、親子で先生と生徒、は難しい部分があって、母のレッスンは小3のころ辞めています。子ども時代は野球など身体を動かすことが好きでしたね。一方で、音楽はずっとやっていきたいと思っていて、それ以外は考えられなかった。
 小4から学校の鼓笛隊で小太鼓をやり、中学校ではブラスバンド部(吹奏楽部)に入りました。顧問の先生に「君は身体が大きいからテューバだね」と言われてテューバを3年間吹き、かたわら同じ低音だからと、コントラバスもちょっと弾きました。遊びで少し触れた程度でしたが。
 中学時代は死ぬほど(?)フォークギターにも夢中になり、吉田拓郎のアルバム『元気です。』を擦り切れるほど聴きました。またクラス対抗の合唱コンクールで指揮を担当したことで「指揮者になりたい」という思いも芽生え、カラヤン&ベルリン・フィルの《運命》《未完成》《第九》の2枚組LPを熱心に聴いたのもこの時期です。
 母は、フォークギターも良いけれど、それで食べていくのは大変だし、まず基礎をやりなさい、と。中1のころから、矢野義明先生にピアノとソルフェージュを見ていただくようになり、矢野先生には大学受験までお世話になりました。
 私の指揮者志望を知って、矢野先生は自分のお弟子さんだった川合良一先生(東京藝大指揮科在学/当時)を紹介してくださり、川合先生にソルフェージュを師事しながら、いろいろ相談しました。当時から東京藝大への憧れがありましたが、ギターでは藝大を受けられないし、ピアノ専攻も今からでは間に合わない。指揮者になりたいと言っても、何か自分を表現できる楽器を習得した方が良い。ギターの下4弦はコントラバスと調弦が一緒で耳馴染みがあるし、当時、コントラバス出身で指揮者になった方もいたので、やってみたら、と。
 高1の夏から永島義男先生に師事しました。厳しくも温かいレッスンで、基礎を叩き込んでいただいた気がします。永島先生に出会わなかったら、自分はコントラバス奏者になっていないですね。
 東京藝大に合格して、自分としては天下を取った気持ちでいたら、先輩方があまりに上手でびっくり。学生時代は我ながらよく練習したと思います。大学1年から在京オケのエキストラへ行き始め、初めて都響で弾いたのが大学3年の時。アツモンさん指揮のブラームスの交響曲第3番で、コントラバスの厚みのある響きが衝撃的でした。
 大学卒業後、東京藝大管弦楽研究部に入り、その2年目に村上満志さん(都響首席コントラバス奏者/当時)のご紹介で都響の指名オーディションを受け、入団は1985年です。
 都響のコントラバス・セクションはドイツ・スタイルで、美しく豪快な奏法が伝統です。とはいえ、若いメンバーが増え、今年度からは新首席も加わり、新しい息吹が入ってきました。かつての響きを守るだけではなく、さらなる向上を目指して変化していくことこそが伝統だと思いますし、今後も研鑽を続けたいですね。

(月刊都響2014年5月号)


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