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ABOUT TMSO

オーケストラ|メンバー

ソロ・コンサートマスター/コンサートマスター
第1ヴァイオリン 第2ヴァイオリン ヴィオラ チェロ コントラバス
フルート オーボエ クラリネット ファゴット ホルン
トランペット トロンボーン バストロンボーン テューバ ティンパニ&打楽器
三界秀実
クラリネット  首席奏者

三界秀実 (みかいひでみ) MIKAI Hidemi
(2003年4月1日入団)

演奏家として心がけていること:もがく
最近はまっていること:SACD集め
好きな作曲家:フランツ・シュミット、ヴォーン・ウィリアムズ
もし音楽家になっていなかったら?:バーテンダー

 10歳頃よりクラリネットを始め、小島皓二、大橋幸夫の各氏に師事。東京藝術大学附属高校を経て、1989年同大学卒業。安宅賞受賞。東京藝術大学大学院でヨースト・ミヒャエルスの集中講議を受け、学内ではクラリネットを村井祐児、鈴木良昭の各氏に、室内楽を山本正治、海鋒正毅の各氏に師事。91年同大学院修了と同時に新日本フィルに入団。2003年より都響首席クラリネット奏者。東京藝術大学、同大学附属高校、東京音楽大学、桐朋学園大学、各非常勤講師。

私の音楽はじめて物語

小4の夏(右)

 父(三界実義)が中学校の音楽教師で、後に国立音大で教えていましたから、その影響でピアノを4歳ころから始めました。当時、ピアノは嫌いでしたね。自分がやりたいように弾いて遊ぶのは好きだったんですが、先生に言われた通り弾きなさい、と叱られるわけで。
 クラリネットは、最初はピアノからの逃避先(!?)でした。当時通っていた小学校を会場に、土曜の午後に「渋谷区管楽器教室」が開かれていて、小4以上の子どもたちが学校のワクを超えて集まっていました。フルート、クラリネット、トランペット、の3クラスがあって、クラリネットだけ人気がなかった。じゃあ自分はそれをやろう、と。小1の時から、4年生になったら絶対あれを始めてピアノから逃げよう、と思っていました(笑)。
 それで小4になり、初めてクラリネットに触れた時は嬉しくて。帰宅してもう1回楽器を組み立て、一生懸命吹いたことを憶えています。半分以上はひっくり返った音でしたけれど。教室には小島皓二先生がいらして、週1回グループレッスンを受けました。
 小5から学校の器楽クラブ(吹奏楽)に入り、すごく感激しましたね。いろいろな楽器の音の中に自分が居る、という。その学校は、
年生になると鼓笛隊に全員参加でしたので、ちょっとだけトランペットを吹いたこともあります。
 同じく小6の時、渋谷区青少年吹奏楽団というのが設立されて、参加しました。メンバーには高校生までいましたから、一気に音のグレードが上がるわけです。全然違う音がする、これは凄いぞ、と。受験で忙しくなるまでの3年間(中2まで)、熱心にそこへ通いました。
 一方で、レコードにも夢中になりました。小4の時、CMで《新世界より》の第4楽章冒頭を聴いて「この曲何?」と教えてもらい、初めてお小遣いで買ったLPがクレンペラーの廉価盤。1500円でした。何度も聴いて、それでオーケストラを好きになったんですね。以来、少しずつLPを買い足して、FM放送を片っ端からカセットテープに録音して……。小5のころからN響などを子ども同士で聴きに行くようになりましたし、生意気な小学生でした(笑)。
 小6の終わりころ、「クラリネットを続けるんだったら、ちゃんと先生に習った方がいい」と父に言われて、そうしておけばピアノを弾かずに済むかなと、紹介されたのが大橋幸夫先生(国立音大教授/N響首席奏者)。いきなり大御所の先生に就けたのは奇跡的なことで、本当に基礎の部分から徹底的に教えていただきました。そうこうしているうちに、音楽を続けていきたいな、という気になってきたんですね。中2の時に東京藝術大学附属高校の受験を決め、ピアノとソルフェージュも本格的にやり始めて、道が定まった感じです。
 東京藝大、同大学院を修了。新日本フィルで11年クラリネットを吹き、都響に移籍してからも11年目に入りました。素晴らしい若手も入ってきていますし、自分たちの世代もまだまだ頑張って、オーケストラの個性あるサウンドを磨いていきたいなと思っています。

(月刊都響2013年4・5月号 取材・文/友部衆樹)


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