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ABOUT TMSO

オーケストラ|メンバー

ソロ・コンサートマスター/コンサートマスター
第1ヴァイオリン 第2ヴァイオリン ヴィオラ チェロ コントラバス
フルート オーボエ クラリネット ファゴット ホルン
トランペット トロンボーン バストロンボーン テューバ ティンパニ&打楽器
中山 洋
ヴィオラ  

中山 洋 (なかやまひろし) NAKAYAMA Hiroshi
(1982年7月15日入団)

最近はまっていること:健康
好きな作曲家:モーツァルト
もし音楽家になっていなかったら?:絵描き?

私の音楽はじめて物語

実家の雑貨屋の前で、父と
(小学1年のころ)

 ヴァイオリンを始めたのは5歳の時です。父が趣味でヴァイオリンを弾いていて、その手ほどきで。本格的にやったのは小学4〜5年からですね。鈴木共子先生にレッスンを受け始め、先生の勧めで桐朋の子供のための音楽教室にも通い始めました。実家は茨城県下館市(現・筑西市)でしたから、桐朋(調布市仙川町)まで行くのが大変で。毎週土曜日、片道3時間半かけて通いました。教室でソルフェージュなどをやって、鈴木先生の個人レッスンも受けると、帰宅は11時半ころでしたね。
 小学6年のころ、父に連れられて宇都宮でグトニコフ(ロシアのヴァイオリニスト)を聴きました。フランクのソナタです。無茶苦茶良い音で、ヴァイオリンっていい音がするんだな、と今でも鮮明に憶えています。中学の時に、オイストラフ、コーガン、シェリングなどを東京文化会館で聴きました。すごく刺激を受けて、テクニックもすごいし、なぜあんな音がするんだろう、音楽っていいなあ、と呆然としましたね。
 高校2年の時に、シュヴァルベ(ベルリン・フィル第1コンサートマスター)が来日して、ベルリン・フィルのメンバーたちと室内楽をやったのを聴きました。これも素晴らしくて、この人にレッスンを受けたい、と思い始めた。桐朋学園大学の卒業前に、ある方の紹介でシュヴァルベに直接手紙を書いて、ベルリン芸術大学へ留学することになりました。
 シュヴァルベ先生のレッスンは厳しかったですね。先生には4年近くレッスンを受けましたが、途中で学生たちで弦楽四重奏を組むことになって(ベルリン芸大弦楽四重奏団)、ヴィオラを担当することに。それで和気あいあいと弦楽四重奏をやるうちに、何ともいえない醍醐味を感じて、音色はもちろん、ヴィオラの魅力は素晴らしいものがあるな、と気がついた。それからずっとヴィオラをやっています。
 留学中に、ベルリン・フィルでエキストラとして演奏したことがあります。最初はヴァイオリンで、ブルックナーの交響曲第7番、指揮はカール・ベーム。隣で演奏していた楽団員がとても親切で「ベームさんは今回、君がエキストラで来ているのを知っているからね。必ず君の方を見るから、絶対に目を逸らしちゃダメだよ」と。実際、第1楽章でずっと僕を見ているんですよ。楽譜を見ずにもう必死で指揮を見ていました。怖い指揮者でしたね。ベルリン・フィルにはヴィオラ転向後も含めて10回くらいエキストラに行って、良い経験になりました。
 帰国した年に都響へ入り、今年勤続30年なんです。この間、都響の技術も上がりました。もう30年か、といろいろなことが思い出されて、感無量ですね。

(月刊都響2012年4月号 取材・文/友部衆樹)


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