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ABOUT TMSO

オーケストラ|メンバー

ソロ・コンサートマスター/コンサートマスター
第1ヴァイオリン 第2ヴァイオリン ヴィオラ チェロ コントラバス
フルート オーボエ クラリネット ファゴット ホルン
トランペット トロンボーン バストロンボーン テューバ ティンパニ&打楽器
渡辺 眞
ヴィオラ  

渡辺 眞 (わたなべまこと) WATANABE Makoto
(1974年5月1日入団)

好きな作曲家:ブラームス、モーツァルト

私の音楽はじめて物語

母の伴奏で演奏(小学2.3年ころ)

 母が音楽好きでよくピアノを弾いていましたから、その影響で5歳からヴァイオリンを始めました。母に「ヴァイオリンをやってみる?」と聞かれて、私が「ウン」と答えたらしい。よく憶えてないんですが(笑)。
 それで近所の岡田香積先生に習い始めました。岡田先生の教室は結構規模が大きくて、生徒が100人くらいいたと思います。そこでは、子どもたちでオーケストラを作り、コントラバスとか大きな楽器は大人が担当して、年に1回コンサートをやっていました。《おもちゃの交響曲》やハイドンの軽めの曲をやったりして、この体験は大きかった気がします。演奏会やレコードを聴くより先に、演奏する楽しみを知ることができましたから。
 ただ、中学では軟式テニス部で、進学した地元の普通高校では地質学部。あまり音楽に浸りきった生活ではなかったですね。一方で、中学2年ころから東京へヴァイオリンのレッスンに通うようになりましたし、音楽の道に進めたらいいな、とも思っていました。音大の受験を意識し始めたのが高校2年の時。その年から改めてピアノやソルフェージュも始めたので大変でした。
 無事、武蔵野音大に入学。弦楽合奏の授業でヴィオラを弾く機会があって、この楽器は面白いなと。子ども時代のオーケストラでも第2ヴァイオリンを弾くことが好きで、メロディよりも、内声で響きを作ったり、リズムを刻んで音楽を主導したりするのが面白かった。自分の好みにそういう下地があったんでしょうね。大学2年でヴィオラへ転科して、磯良男先生に師事しました。
 当時、江古田キャンパスのベートーヴェンホールで、読響やN響が練習することがあって、オーケストラに入った大学の先輩と顔を合わせることも多かった。自分もオーケストラに入りたい、と具体的に意識し始めたのはそのころです。大学卒業の年、4月ころに都響のオーディションがあり、5月に入団しました。
 都響での思い出はたくさんありますが、1977年に渡邉暁雄さんと行った東欧への演奏旅行が印象に残っています。当時の東側(ソ連、東ドイツ、ユーゴスラヴィアなど)の寒々とした雰囲気。西側(フィンランド、西ドイツなど)に入ると、街並みが一転して綺麗になる。そしてヨーロッパのホールのすごく柔らかい響き。音楽を育んだ歴史に接した思いがしました。そういったことを肌で感じたのは得難い経験でしたね。
 都響と言えばマーラーのイメージが強いですが、一方でフルネさんの香り立つような響きや、コシュラーさんの温かな音楽作りを身にまとった時期もありました。今、フルシャさんの指揮にコシュラーさんのテイストをすごく感じるんですが、緩急に富んだしなやかさ、繊細さも都響の特色の一つだろうと。良き伝統を、これからも伝えていければと思います。

(月刊都響2012年9月号 取材・文/友部衆樹)


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