「ジャンルや壁を越え、幅広くクラシック音楽の楽しみを提供したい」―。
この考えのもと、都響では福祉コンサートや、様々なジャンルのアーティストとの共演、メディアへの音楽提供など、幅広い演奏活動を行っています。
今後も幅広く柔軟な演奏活動を通じて、より多くの方々にクラシック音楽の魅力を伝えていきたいと考えています。
大編成のオーケストラはもとより、小編成でのアンサンブル演奏、また福祉や慰労のための訪問コンサート、音楽教育のための楽器演奏指導や鑑賞会など、様々なシーンを都響の音色が彩ります。
これまでの演奏実績一例

●映画・ドラマ・アニメ・ゲームへの音楽提供
幅広い年齢層に人気のゲーム「ドラゴンクエスト」のCD制作(作曲家:すぎやまこういち)や、人気のコミック「のだめカンタービレ」(©二ノ宮知子/講談社)のTVドラマ・アニメ化に伴う音楽面での協力、映画「レッド・クリフ」などの作曲家・岩代太郎が手掛けた映画音楽のレコーディングなど、幅広いメディアに都響の音楽を提供しています。
質の高い、時に美しく、時に迫力のあるサウンドが、各シーンを効果的に演出し、好評を得ています。

音楽の贈りものコンサート
(主催:メトロ文化財団)
●福祉出張コンサート
生演奏に触れる機会の少ない、都内の福祉施設、病院、学校等の施設利用者の方にも演奏を楽しんでいただこうと、都響メンバーが直接赴き、室内楽を演奏する福祉出張コンサートを、企業や公益法人などから支援を得ながら通年にわたり開催しています。
施設利用者の方々には温かく演奏が迎えられ、好評の声が毎回寄せられています。

●タキシードだけがクラシックじゃない” ユニクロクラシックコンサート
2006年3月2日(木)恵比寿ガーデンホールで株式会社ユニクロとのコラボレートによる、「ユニクロクラシックコンサート」が開催されました。
“タキシードだけがクラシックじゃない”と題した今回のイベントは、ユニクロの「カジュアルの裾野を更に広げるために、既成概念を打破した表現をしたい」という思いと、東京都交響楽団の「これまでの形式にとらわれない幅広いクラシック音楽の楽しみ方を提案したい」という想いが重なり、実現する運びとなりました。
コンサートマスター・山本友重をはじめとする都響メンバー全員と指揮者の梅田俊明氏が、スタイリストによってコーディネートされたユニクロの衣装をまとい、グルック:精霊の踊り、ハイドン:交響曲第101番「時計」などを演奏いたしました。

●地域の方々とのジョイントコンサート
地域の方々と都響メンバーが、実技指導と合同練習を経て同じステージで演奏する「ジョイントコンサート」。これまでに、北海道、岩手県、山形県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山口県など、様々な地域の方々と想い出に残る演奏を披露してきました。
これからも、地域の人々と音楽家が、ともに音楽の「歓び」を分かち合える場を積極的に創造してまいります。

●式典演奏
これまでに、様々な式典、イベントの会場で、都響メンバーによるアンサンブルが、催しを一層もりあげるための演出を飾ってきました。
2008年には6月14日に開通した、埼玉県和光市の和光市駅から東京都渋谷区の渋谷駅を結ぶ《東京メトロ副都心線》の開通式に、都響金管五重奏が出演しました。開業記念テープカット、くす玉開花、そして公開試乗の出発進行にあわせて勇壮なファンファーレを演奏し、東京の新しい交通ネットワークの開通記念式典を華々しく彩りました。

●周年記念コンサート
これまでに、学校や企業などの周年事業を、都響の演奏がコンサートで飾る催しにも数多く出演してきました。
2008年10月には、日本テレビ開局55年記念を記念し、「アナウンサー」を「喋る楽器」としてソリストに位置付け、オーケストラとコンチェルト(協奏曲)を奏でるというユニークな演奏会「アナウンサーコンチェルト」に出演。
中には「ズームイン!『オーケストラ』実況」として、演奏中の団員をアナウンサーが至近距離で実況中継するユニークなプログラムもあり、楽員の趣味や近況など「素顔」にせまる実況で、開場を湧かせました。
●様々なジャンルのアーティストとの共演
これまでに、ギタリスト・松本孝弘さん、スティーヴ・ヴァイさん、ヴォーカリスト島谷ひとみさん、笹川美和さん、ヴォーカルグループ・ダークダックスなど、幅広いジャンルの人気アーティストとのコラボレーションを実現し、ジャンルを超えた音楽の楽しみを提供して来ました。
ロックギターやヴォーカルとオーケストラ・サウンドの融合が生み出す新しい音楽世界に、クラシックファン以外の方々からも熱い声援が寄せられています。