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ニュース一覧2014.6.3 up

あなたが選ぶ想い出に残った公演<2013年度>結果発表!

都響では、2013年4月から2014年3月までに開催された都響主催公演を中心に、お客様から想い出に残った公演上位3位をご投票いただきました。たくさんのご投票ありがとうございました。投票結果をお客様から寄せられたコメントと共に発表いたします。

【集計結果】
ご投票者お一人あたりの第1位を5点、第2位を3点、第3位を1点として集計しました。。

順位 公演 得点
1 3/15、16、17 マーラー⑨ 芸劇公演横浜公演第766回定期B (指揮/エリアフ・インバル)
マーラー:交響曲第9番
351
2 3/8、9 マーラー⑧ 作曲家の肖像Vol.96横浜公演(指揮/エリアフ・インバル)
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」(ソプラノ/澤畑恵美、大隅智佳子、森 麻季 メゾソプラノ/竹本節子、中島郁子 テノール/福井 敬 バリトン/河野克典 バス/久保和範 他)
312
3 12/19、20 第762回定期A 第763回定期B (指揮/エリアフ・インバル)
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番(ヴァイオリン/庄司紗矢香)/歌劇「青ひげ公の城」(メゾソプラノ/コムロシ バリトン/アイヒェ)
130
4 11/2、3 マーラー⑥ 横浜公演作曲家の肖像Vol.94(指揮/エリアフ・インバル)
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
108
5 12/24、25、26 都響スペシャル「第九」(指揮/エリアフ・インバル)
ベートーヴェン:「エグモント」序曲/交響曲第9番「合唱付」
(ソプラノ/澤畑恵美 メゾソプラノ/竹本節子 テノール/福井 敬 バリトン/福島明也 他)
97
6 6/18 第753回定期A (指揮/大野和士)
ブリテン:戦争レクイエム
(ソプラノ/リー・シューイン テノール/オリヴァー・クック バリトン/福島明也 他)
91
7 3/24 第767回定期A (指揮/小泉和裕)
ベートーヴェン:交響曲第1番 ブルックナー:交響曲第1番
83
8 11/8、9 マーラー⑦ 横浜公演作曲家の肖像Vol.95(指揮/エリアフ・インバル)
マーラー:交響曲第7番
61
9 11/19 第760回定期A (指揮/ヤクブ・フルシャ)
ドヴォルザーク:弦楽のための夜想曲 マルティヌー:オーボエ協奏曲(オーボエ/広田智之)
スーク:交響曲第2番「アスラエル」
54
10 9/25 第756回定期B (指揮/オレグ・カエターニ)
芥川也寸志:コンチェルト・オスティナート(チェロ/古川展生)
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」
46
9/30 第757回定期A (指揮/オレグ・カエターニ)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番(ピアノ/バルダ)
シューベルト:交響曲第8番「ザ・グレート」
12 5/9 第752回定期A (指揮/エリアフ・インバル)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」(ピアノ/児玉 桃)
ブルックナー:交響曲第9番
39
13 4/3 第750回定期B (指揮/ジェームズ・ジャッド)
エルガー:弦楽セレナーデ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(ピアノ/ホロデンコ)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第5番
34
6/30 作曲家の肖像Vol.92(指揮/ヤクブ・フルシャ)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲/管弦楽のための「映像」/
神聖な舞曲と世俗的な舞曲(ハープ/吉野直子)/交響詩「海」
15 9/8 プロムナードNo.355(指揮/小林研一郎)
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」/ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン/三浦文彰)
チャイコフスキー:交響曲第4番
32

※ご投票いただいた方の中から、厳正な抽選により、10名様に12月《第九》のペア招待券をお贈りいたします(発送は8月中旬頃を予定。当選発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます)。

エリアフ・インバル

1位

3/15、16、17 マーラー・ツィクルス⑨ 芸劇公演/横浜公演/第766回定期B

(指揮/エリアフ・インバル)

♪第Ⅰ期、第Ⅱ期とツィクルスを聴くため関西から横浜・東京通いをしたのですが、毎回、素晴らしい演奏で、全曲を聴けたことにとても幸せを感じました。

♪外来オケを含めてマーラーを随分聴きましたが、精緻さ、技術レベルなど、世界最高峰と言われるに恥じない圧倒的な演奏だったと思います。

♪インバルが都響と築き上げてきた歴史が「音楽」として顕われた稀有な演奏会でした。鬼気迫るような高い集中力をみせるヴァイオリン・セクション、相変わらず実に巧い木管をはじめ、オケ全体から発散される熱気と力強さに圧倒されました。もちろん、演奏は息をのむほど素晴らしく、厳しく堅固な構築性を保ちながらも、激情やうねりの圧倒的な振幅、やがてそれが内省に転化されていく様は、まさにマーラー9番のひとつの見事な帰結なのだと、感じ入りました。

♪3公演とも聴きましたが、今後これを超えるマーラー第9番の演奏に出会うことはないかもしれません。一生の思い出になりました。

エリアフ・インバル

2位

3/8、9 マーラー・ツィクルス⑧ 作曲家の肖像Vol.96/横浜公演

(指揮/エリアフ・インバル)

♪歴史的名演。第1部はインバルの説得力のある細部までしっかりとした構築力が素晴らしく、冒頭のオルガンの音から圧倒されました。第2部も導入部分から丁寧な演奏で、マーラーの魅力ある音楽を自然に味わうことができました。最後に森麻季さんが出てくるあたりと、その後の神秘の合唱はこの曲の一番好きなところで、もう涙が出そうでした。

♪曲目、オーケストラ、指揮者、ソリスト、合唱、すべて現在本邦で望みうる最高の組み合わせだったように思う。また、クライマックスに向けて集中力が一気に高まり、各楽器が全力でフィニッシュを迎える様は圧巻であった。ツィクルスの中でも最も熱と宇宙的な広がりを感じた。

♪まさしく「宇宙が鳴動」。最強音はホールを揺るがす大音響だったが、バランスが完璧に制御され、一切響きが濁らない。室内楽的な繊細さも秀逸。ヨーロッパでもこれほどのレベルの演奏を聴ける機会は滅多にない。

エリアフ・インバル

3位

12/19、20 第762回定期A/第763回定期B

(指揮/エリアフ・インバル)

♪演奏会形式にもかかわらず、《青ひげ公の城》は情景が目に浮かぶような表現力の素晴らしさ!ヴァイオリン協奏曲は、都響と庄司さんとの丁々発止のやり取りに手に汗を握り、いずれも興奮する演奏でした。

♪庄司さんの迫力ある音色に圧倒されました。《青ひげ公の城》も克明で切れのある演奏で、20世紀最高のオペラと言われる作品の魅力を知ることができました。

♪もともと2011年3月の公演を楽しみにしていましたが、震災の影響で中止され、今回はリベンジ公演。感慨もひとしおです。ヴァイオリン協奏曲は、オーケストラと堂々とわたり合う庄司さんはさすがだと思いました。《青ひげ公の城》は、割とさらりとした感じながら構成が分かりやすくきれいな演奏でした。

エリアフ・インバル

4位

11/2、3 マーラー・ツィクルス⑥ 横浜公演/作曲家の肖像Vol.94

(指揮/エリアフ・インバル)

♪ハイ・レベルだった2007年12月の演奏をさらに上回る圧倒的な名演。アンサンブル能力は言うまでもなく、弦をはじめとする各楽器群のパワー(音圧)そのものが6年前に比べて格段に向上しているので、6番の錯綜したスコアが一段と深く高いレベルで表現された。都響の基礎体力そのものが飛躍的に強化されていることを証明する見本のような演奏。この日(11/3)、急な代役を果たした岡崎耕二さん(首席トランペット)の、自信に満ち溢れた輝かしい音色が忘れられない。第1楽章途中で起きた地震にも全く動じることなく、高い集中力を最後まで保って熱い演奏を繰り広げ続けたマエストロと都響に感服した。

エリアフ・インバル

5位

12/24、25、26 都響スペシャル「第九」

(指揮/エリアフ・インバル)

♪正直、12月の《第九》は食傷気味だったのですが、インバルが振るならと出かけました。歌手陣も合唱も、もちろん演奏も凄かった。

♪迫力のある合唱と、そこに至るまでの緻密なオケに感動しました。

♪慣れ親しんだ《第九》像を払拭してくれたユニークな公演。声楽・オーケストラの一体感が素晴らしく、楽しみに聴いている都響の《第九》の中でも特に印象深いものとなりました。

大野和士

6位

6/18 第753回定期A

(指揮/大野和士)

♪実にメッセージ性が強く迫力ある《戦争レクイエム》。表現豊かかつ繊細な演奏に感銘を受けた。

♪大野さんの音作り、まとめ方が良かった。平和を訴える素晴らしい公演が1回のみというのはもったいない。

小泉和裕

7位

3/24 第767回定期A

(指揮/小泉和裕)

♪ベートーヴェンとブルックナーの1番は初々しさとその後の大成の片鱗を思わせる作品。小泉さん&都響が素晴らしいバランス、リズムとハーモニーで、ヨーロッパのホールで聴いているような感激を覚えました。

♪若々しさと瑞々しさにあふれた2つの《1番》。春の宵に輝かしい響きを届けてもらいました。感動しました。

♪小泉さんのシャープで迫力のある指揮が素晴らしかったです。

8位

11/8、9 マーラー・ツィクルス⑦ 横浜公演、作曲家の肖像Vol.95

(指揮/エリアフ・インバル)

♪大変な名演。マエストロがあたかもマーラーと化し、第1楽章のシリアスなテンポから、実に奇妙な楽曲とも言える第3楽章を経て、ハ長調の第5楽章の最後の和音まで、7番が持つ謎めいたところを、聴衆に分かりやすく説明しながら演奏していた印象がありました。最後の最後、マエストロが両手を広げた後のトゥッティ、実に素晴らしかった! マーラーの中でも最高の楽曲である7番を、世界レベルの演奏で聴けた最高のひと時でした。

9位

11/19 第760 回定期A

(指揮/ヤクブ・フルシャ)

♪フルシャの《アスラエル》はひとつの事件だったと思う。彼の音楽性と都響のフレキシビリティが、日本において光の当たらなかった曲を聴く新たな楽しみを発見させてくれた。次年度以降の更なる発展に期待。

♪フルシャは、これまでのマルティヌーやヤナーチェクも素晴らしいものでしたが、《アスラエル》は心に残りました。印象的だったのは、海外オケの来日ラッシュの最中に東京文化会館が熱心な聴衆でぎっしりと埋まっていたこと。現在の都響がいかに聴衆に愛され支持されているかを示す光景であったと思います。前後に聴いた海外オケと比べても、都響が固有の響きと魅力的なアンサンブルをもつことを改めて実感しました。

♪フルシャのチェコ音楽への熱意に圧倒されたプログラム。オーボエの広田智之さんの慎重かつ大胆な吹奏も見事。

10位

9/25 第756 回定期B

(指揮/オレグ・カエターニ)

♪ショスタコーヴィチが苦手な私に「こんなに良い曲だったんだ!」と気づかせてくれた、初心に戻れる新鮮な演奏会でした。

♪《レニングラード》も迫力の演奏で満足でしたが、それ以上に《コンチェルト・オスティナート》を面白く聴けたことが良かった。古川展生さんのチェロがよく鳴っていました。

10位

9/30 第757 回定期A

(指揮/オレグ・カエターニ)

♪知っているつもりになっていた《ザ・グレート》を目の覚めるような新鮮さで聴かせてくれたカエターニ&都響に大感謝。

♪聴かせどころの《ザ・グレート》第2楽章の木管セクションの響きの良さに感動しました。

12位

5/9 第752 回定期A

(指揮/エリアフ・インバル)

♪とにかくブルックナー9番が立派。明晰で整理の行き届いた堅牢かつ重厚な演奏。速めのテンポで曲の純音楽的な完成度をストレートに表現。変な思い入れも無骨さもなく、歌心のあるブルックナーだった。

♪これ以上完成度の高いブルックナーは他にない。それを東京のオケで聴けるとは! 特に第3楽章はよく言われる「宗教的」という形容の追いつかない、とてつもない預言の啓示を感じる演奏だった。究極のブルックナー。

13位

4/3 第750 回定期B

(指揮/ジェームズ・ジャッド)

♪エルガー《弦楽セレナーデ》は鳥肌がたつほど美しかった。こんなすごい演奏をさらっとやってのける都響の心技体の充実に乾杯。ヴォーン・ウィリアムズ5番にも心から癒やされました。

13位

6/30 作曲家の肖像Vol.92

(指揮/ヤクブ・フルシャ)

♪《映像》「ジーグ」の拍手への“ちょっと待ってね”仕草にフルシャらしさを感じた。都響の未来を担うフルシャ。何といっても都響との一体感はズバ抜けている。優しいまなざし、聴き手への配慮、見通しがよく的確なコントロール。これからの都響が本当に楽しみ!

15位

9/8 プロムナードNo.355

(指揮/小林研一郎)

♪チャイコフスキー4番のスピード感と迫力ある演奏は都響ならでは。また聴きたいです。

写真:堀田力丸