指揮/大野和士
ピアノ/江口 玲*
大野和士 Kazushi ONO(音楽監督)
1987年トスカニーニ国際指揮者コンクール優勝。これまでに、ザグレブ・フィル音楽監督、都響指揮者、東京フィル常任指揮者(現・桂冠指揮者)、カールスルーエ・バーデン州立劇場音楽総監督、モネ劇場(ベルギー王立歌劇場)音楽監督、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィル首席客演指揮者、フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者、バルセロナ響音楽監督を歴任。
フランス批評家大賞、フランス芸術文化勲章「オフィシエ」、リヨン市特別メダル、朝日賞など受賞・受章多数。文化功労者。
2017年、大野和士が9年間率いたリヨン歌劇場は、インターナショナル・オペラ・アワードで「最優秀オペラハウス2017」を獲得。2019、21年に自ら発案した国際プロジェクトで『トゥーランドット』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』を指揮、ともに記念碑的な公演となり高い評価を受けた。新国立劇場では2019年以降、西村朗『紫苑物語』、藤倉大『アルマゲドンの夢』、渋谷慶一郎『スーパーエンジェル』を世界初演、また『ワルキューレ』『カルメン』『ペレアスとメリザンド』『ボリス・ゴドゥノフ』『ラ・ボエーム』『シモン・ボッカネグラ』と話題作を次々に手掛けた。
2023年、作曲家マルティン・マタロンによる『メトロポリス』映画音楽コンサートでパリ管を指揮し、同作のフランス初演を成功へ導く。2024年3月に新国立劇場で『トリスタンとイゾルデ』を指揮、絶賛を博した。
同じく2024年3月、新国立劇場はオペラ芸術監督としての現任期(2018年9月~ 2026年8月)に続き、再任(2026年9月~ 2030年8月)を発表した。
https://www.kazushiono.com/
江口 玲 Akira EGUCHI(ピアノ)
また、レコーディングでも高い評価を得ており、数々の作品をリリースし高い評価を得ている。最新作は2020年10月に発売された、川口成彦とショパンの音楽の変遷を描いた作品「Chopin×Chopin」。レコード芸術2020年12月号にて特選盤に選出された。
2011年5月までニューヨーク市立大学ブルックリン校にて教鞭を執る。洗足学園音楽大学大学院客員教授、東京藝術大学ピアノ科教授。現在もニューヨークと日本を行き来して演奏活動を行っている。
オフィシャル・ウェブサイト www.akiraeguchi.com