指揮/エリアフ・インバル
チェロ/ガブリエル・リプキン *
エリアフ・インバル Eliahu INBAL(桂冠指揮者)
都響には1991年に初登壇、特別客演指揮者(1995 ~ 2000年)、プリンシパル・コンダクター(2008 ~ 14年)を務め、2回にわたるマーラー・ツィクルスを大成功に導いたほか、数多くのライヴCDが絶賛を博している。『ショスタコーヴィチ:
交響曲第4番』でレコード・アカデミー賞〈交響曲部門〉、『新マーラー・ツィクルス』で同賞〈特別部門:特別賞〉を受賞した。仏独政府およびフランクフルト市とウィーン市から叙勲を受けている。渡邉暁雄音楽基金特別賞(2018年度)受賞。
2014年4月より都響桂冠指揮者。マーラーの交響曲第10番や《大地の歌》、バーンスタインの交響曲第3番《カディッシュ》、ショスタコーヴィチの交響曲第7番《レニングラード》、ブルックナーの交響曲第8番などの大作で精力的な演奏を繰り広げ、話題を呼んでいる。
ガブリエル・リプキン(チェロ)
23歳の時、自身の芸術的精神を深めるため3年間の演奏活動休止期間に入った。その成果を結実させたのが2006年にリリースした小曲集「ミニアチュール&フォークロア」と「J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲集」であり、その後も自身のプロデュースによるCDを数々リリース。いずれも高評を得る。
使用楽器は、1670~80年代に完成されたツィールホンハイマー(ラベルは1702年製のアロイシウス・ミケーレ・ガラーニ)。