プロムナードコンサート

プロムナードコンサート　No.392

終了日時：2021年6月19日（土） 14:00開演（13:00開場）

場所：サントリーホール

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出演

指揮／下野竜也
ヴァイオリン／大関万結

プロフィール一覧

下野竜也　Tatsuya SHIMONO（指揮）

広島交響楽団音楽総監督（2017年4月〜）
広島ウインド・オーケストラ音楽監督（2011年1月〜）
鹿児島生まれ。2000年東京国際音楽コンクール＜指揮＞優勝と齋藤秀雄賞受賞、2001年ブザンソン国際指揮者コンクールの優勝で一躍脚光を浴びる。
国内の主要オーケストラに定期的に招かれる一方、ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、チェコ・フィルハーモニー、シュツットガルト放送響、サンノゼ響、バルセロナ響、シンフォニア・ヴァルソヴィアなど国際舞台でも活躍している。
これまでに読売日本交響楽団初代正指揮者、同首席客演指揮者、京都市交響楽団常任客演指揮者、同常任首席客演指揮者を歴任。
京都市立芸術大学音楽学部指揮専攻教授、東京音楽大学吹奏楽アカデミー特任教授、東京藝術大学音楽学部指揮科非常勤講師として後進の指導にもあたる。
齋藤秀雄メモリアル基金賞、芸術選奨文部科学大臣賞、東燃ゼネラル音楽賞奨励賞、有馬賞など受賞多数。
太鼓芸能集団「鼓童」ミュージックアドバイザー。
鹿児島市ふるさと大使。おじゃんせ霧島大使。
NHKFM「吹奏楽のひびき」パーソナリティ。
公式ホームページ　http://www.tatsuyashimono.com/

写真：©Naoya Yamaguchi

大関万結（ヴァイオリン）

2000年横浜市生まれ。3歳よりヴァイオリンを始め、篠崎史紀、岩崎裕子の各氏に師事。

2013年第67回全日本学生音楽コンクール中学校の部全国大会第1位、併せて東儀賞・兎束賞受賞。14年横浜市教育委員会より表彰。17年には第5回ヤッシャ・ハイフェッツ国際ヴァイオリン・コンクールファイナリスト及びディプロマ賞受賞。また第6回アンリ・マルトー国際ヴァイオン・コンクールにおいて新曲演奏を高く評価され、授賞式にて演奏を依頼される。さらに、第86回日本音楽コンクール第1位、併せて岩谷賞(聴衆賞)、レウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞、全部門を通じて最も印象的な演奏に贈られる増沢賞を受賞。18年東京都知事賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。

これまでに、東響、東京フィル、都響、神奈川フィル、セントラル愛知響、群響と共演。

桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業。現在ロームミュージックファンデーション奨学生として、ウィーン私立音楽芸術大学で研鑽を積んでいる。

曲目

ヘンデル（ベインズ＆マッケラス校訂）：《王宮の花火の音楽》序曲

曲目解説
ブルッフ：ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 op.44

曲目解説
ボロディン：交響曲第2番ロ短調

曲目解説

　英国、フランス、プロイセンなどヨーロッパ主要国が参戦したオーストリア王位継承戦争（1740～48）が終結し、1748年10月にドイツのアーヘンで平和条約が締結された。翌1749年4月27日、英国王ジョージ2世（1683～1760）の命によりロンドンのグリーンパークで平和回復の祝典が催されることとなり、目玉は打ち上げ花火の饗宴であった。《王宮の花火の音楽》は、還暦を過ぎた大家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル（1685～1759）がこの機会に書いたもので、「序曲」「ブレー」「平和」「歓喜」「メヌエット1&2」の5曲で構成されている。
　前評判も高く、4月21日にヘンデルが指揮して行ったリハーサルには1万2千人のロンドン市民がつめかけたという。野外演奏を前提とした編成はオーボエ24、ファゴット12、コントラファゴット、ホルン9、トランペット9、ティンパニ3組であった。大規模な管楽バンドが広大な公園に陣取って華々しく音楽を奏でるさまは、さぞや壮観であったろう。しかし、本番では技術的な不手際で花火がうまく作動せず、雨にも見舞われて祝典は竜頭蛇尾に終わった。
　初演直後にヘンデル自身が弦楽器を加えた版を作り、5月27日に孤児養育院で演奏している。また、英国の指揮者ハミルトン・ハーティ（1879～1941）によるモダン・オーケストラのための編曲も知られている。
　今回演奏されるのは、チャールズ・マッケラス（1925～2010）とアンソニー・ベインズ（1912～97）による1960年の校訂版である。マッケラスは米国生まれのオーストラリア人指揮者。ヤナーチェクのオペラを積極的に紹介して世界的な評価の定着に貢献した。また、HIP（Historically Informed Performance／歴史的情報に基づく演奏）を活かしたモダン・オーケストラによるモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスなどの演奏も評価が高い。ヘンデル演奏にも定評があり、《王宮の花火の音楽》は3度録音している。ベインズは楽器の歴史研究者で、管楽器に関する詳細な研究書を著している。ロンドン・フィルのファゴット奏者も務めた。
　ベインズ＆マッケラス校訂版は3通りの選択が可能である。(1)原譜に準じた管楽器と打楽器によるアンサンブル、(2) (1)に弦楽を加えたオーケストラ、(3) (2)に原譜にはないフルート（ピッコロ持替を含む）、クラリネット、トロンボーンを加えた3管編成オーケストラ。1960年当時としてはHIPを先取りした校訂で、ヘンデルを現代のコンサートホールにおいてモダン楽器で正統的に再現することをめざしている。本日は(2)が演奏される。
　「序曲」はラルゴの荘重な序奏と、めまぐるしく展開されるアレグロの主部から構成される。豪壮なファンファーレ調の音楽と、優美なフレーズが交替する絢爛さは、いかにも祝典にふさわしい。
（等松春夫）

作曲年代	1749年
初　　演	1749年4月27日　ロンドン　作曲者指揮　管楽合奏団
楽器編成	オーボエ3、ファゴット2、コントラファゴット、ホルン3，トランペット3、ティンパニ、弦楽5部

　マックス・ブルッフ（1838～1920）はその長い生涯の間に3曲のヴァイオリン協奏曲を遺した。旋律美に満ちた第1番ト短調op.26（1866／1868改訂）の知名度が圧倒的だが、第2番ニ短調op.44（1877）と第3番ニ短調op.58（1891）も、華やかな技巧性や作曲家一流の抒情美を堪能できる充実作だ。
　ブルッフが2曲目のヴァイオリン協奏曲の作曲に取り組んだのは、1870年代中頃のことである。当時、ボンを拠点にフリーランスの作曲家として活動していた彼は、ヴァイオリニストのロベルト・ヘックマン（1848～91）に触発されて、協奏曲の第1楽章を書き上げる（1874年2月11日）。しかしながら、続く2つの楽章が完成されることはなく、出来上がった第1楽章は結局《ロマンス》op.42として単独で出版された。
　作曲家を再びヴァイオリン協奏曲の創作に向かわせたのは、パブロ・デ・サラサーテ（1844～1908）だった。ブルッフは1877年2月に、フランクフルトとヴィースバーデンで自身のヴァイオリン協奏曲第1番を指揮しているが、このときに独奏を担当したのがサラサーテだったのである。共演に際して、その並外れた演奏技巧と人間性に魅了されたブルッフは、このヴァイオリニストのために協奏曲を書き下ろすことを決意した。先述した《ロマンス》とは別に新たに稿を起こし、同年春には早くもサラサーテとともに独奏パートの検討に取りかかる。両者はその後も面会を繰り返しながら推敲を続け、後にはバーデン・バーデンやロンドンで試演も行った。
　かくして書き上げられたヴァイオリン協奏曲第2番は、1877年11月4日にブルッフの指揮、サラサーテの独奏によって、ロンドンで初演された。ただし、このときの演奏は手稿譜によるものであり、作品の推敲は初演後も続いた。作曲者がかねてより助言を求めていたヘックマンに加え、1878年1月のベルリン公演の後には、ヴァイオリン協奏曲第1番の改訂作業でも大きな役割を果たしたヨーゼフ・ヨアヒム（1831～1907）も改訂に携わっている。ヴァイオリン協奏曲第2番は、ヘックマン、サラサーテ、ヨアヒムという当時を代表するヴァイオリニストたちの協力を得て完成された作品なのである。
　ブルッフは前作・第1番においても、第1楽章を自由なソナタ形式による「前奏曲」として作曲するなどの試みを盛り込んでいるが、第2番も負けず劣らず個性的な作品である。冒頭にアダージョ楽章を配し、中間楽章をレチタティーヴォに、そして大規模なソナタ形式楽章で締めくくるという構成は、実演に接したヨハネス・ブラームス（1833～97）を大いに困惑させたようだ。ブラームスは出版者フリッツ・ジムロック（1837～1901）に宛てて「私たちは皆、協奏曲の終楽章を大変気に入りましたが、願わくは、これ以上第1楽章がアダージョで書かれないようにするための法律が不要でありますように。これは普通の人には耐えられないことです」と書き送っている（1877年9月27日）。
　ブラームスは後にこの発言を撤回したが、当時の人々が作品をどのように受けとめたのかを窺い知れる点で、じつに興味深いエピソードである。一方、当のブルッフ自身はこのアダージョ楽章を全曲中で最も高く評価しており、《ロマンス》と同様に単独で出版することも考えていたが、サラサーテに反対されて思いとどまっている。

　第1楽章　アダージョ・マ・ノン・トロッポ　ニ短調　4分の4拍子　ソナタ形式。短い前奏に続き、独奏ヴァイオリンが悲痛な表情を湛えた第1主題を提示する。やがて管弦楽に行進曲を思わせる副次主題（付点リズムが特徴）が登場。ソリストと対話を繰り広げる。続いて、独奏ヴァイオリンがヘ長調で歌う優美な旋律が第2主題。楽章は以上3つの主題を中心に構成されている。展開部では主に副次主題が扱われ、再現部は管弦楽による第1主題で始まる。
　なお、ブルッフの友人の音楽学者ヴィルヘルム・アルトマン（1862～1951）によると、本楽章では、葬送行進と、行方不明になった恋人を探して戦場を彷徨い歩く女性が描写されているという。これは作曲家がサラサーテから聞いたカルリスタ戦争（1833～76／スペインの王位継承をめぐって3次にわたり起きた内戦）の話に影響されたものとのことである。
　第2楽章　レチタティーヴォ／アレグロ・モデラート　変ロ長調　4分の4拍子　ラプソディックな色彩の中間楽章であり、第3楽章への序奏としての役割も担っている。「A―B―A―B―A」の5部分形式。管弦楽と独奏のレチタティーヴォが交替する「A」は、後に書かれる《スコットランド幻想曲》op.46（1880）序奏へと続いていく書法である。技巧的なレチタティーヴォに対し、アレグロに転じる「B」では、弦のトレモロを背景に独奏ヴァイオリンがドラマティックに歌う。最後はホルンと独奏ヴァイオリンが跳躍音型モティーフを静かに奏で、切れ目なく第3楽章に入る。
　第3楽章　フィナーレ／アレグロ・モルト　変ロ長調～ニ長調　8分の3拍子　前楽章の跳躍音型モティーフを扱う長大な序奏を有するソナタ形式楽章。序奏の後に独奏ヴァイオリンが提示し、直ちに管弦楽が繰り返す歯切れのよい第1主題と、滑らかに上行する第2主題（これも独奏ヴァイオリンが示す）を中心に構成されている。展開部では第1主題とともに序奏の動機も扱われる。サラサーテを想定した超絶技巧が随所に散りばめられた、華やかなフィナーレ楽章である。
（本田裕暉）

作曲年代	1877年
初　　演	1877年11月4日　ロンドン　パブロ・デ・サラサーテ独奏　作曲者指揮
楽器編成	フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ、弦楽5部、独奏ヴァイオリン

　アレクサンドル・ボロディン（1833～87）はモデスト・ムソルグスキー（1839～81）やニコライ・リムスキー＝コルサコフ（1844～1908）とともに、「力強い仲間（ロシア5人組）」のメンバーとして、ロシアの民族性を生かした音楽の確立に尽力した。彼は優れた化学者でもあり、多忙な生活の合間を縫っての作曲だったため、作品の数は少ないものの、歌劇『イーゴリ公』をはじめ、個性的で美しい作品を残している。なかでも交響曲第2番は、彼の代表作というにとどまらず、ロシアの交響曲史上屈指の名作だ。
　ボロディンがこの曲に着手したのは1869年、交響曲第1番変ホ長調（1867）の初演から間もないころだった。第1楽章は1870年5月までに大半が書かれ、1871年春にはピアノ譜の形で完成している。10月にはフィナーレがほぼ完成した。第2、第3楽章も同じ年にスケッチが書かれている。しかしその後は、化学者としての仕事に加え、バレエ《ムラダ》（セザール・キュイ〔1835～1918〕、ムソルグスキー、リムスキー＝コルサコフとの共作として企画されたが、立ち消えになった）や歌劇『イーゴリ公』の作曲のためにたびたび中断され、結局、交響曲の全曲が完成したのは1876年のことだった。
　なおこの曲は、素材の上で『イーゴリ公』との類似が指摘されているが、実際にボロディンは、『イーゴリ公』で使わなかった楽想をこの曲に転用している。
　初演は1877年に行われたが失敗に終わった。これは、当初のオーケストレーションでは金管の負担が大きく、スケルツォのテンポが意図していたよりも遅くなってしまったことなどが理由とも言われる。ボロディンはショックを受け、この曲を大幅に改訂することを考えるようになる。
　同じ年の夏、ボロディンは、化学者としての仕事のためにドイツを訪れ、この機会を利用して、かねてから尊敬していたフランツ・リスト（1811～86）を訪ねた。交響曲第2番の改訂について助言を求められたリストは、「何も変える必要はありません。誰の言葉にも耳を貸さず、自分の道を進んでください」とこの曲を絶賛した。
　とはいえボロディンは、リムスキー＝コルサコフの助言を容れて、厚すぎたスケルツォの金管を薄くするなど、この曲にいくらか手を入れた。この改訂版は1879年に初演され、こんどは好評を博した。

　第1楽章　アレグロ　ロ短調　ソナタ形式。ボロディンはこの楽章について「古いロシアの諸侯の集会」と語ったとされる。序奏はなく、いきなり荒々しい力に満ちた第1主題で始まる。これに対し、まずチェロ、続いて木管が歌う第2主題は明るい民謡調だ。展開部は静かに始まるが、やがて馬が駆けるようなリズムが始まり、高揚していく。冒頭のテンポに戻って第1主題が回帰すると再現部に入る。テンポを上げてコーダへ至ると再び緊張感を増していき、最後にもう一度、冒頭の音型が念を押すように現れ、楽章が終わる。
　第2楽章　スケルツォ／プレスティッシモ　ヘ長調　主部は、1分の1拍子という珍しい拍子で書かれているが、実際には速い4拍子の音楽だ。金管とティンパニの不協和音に続き、ホルンがリズムを刻み始めると、弦のピチカートで低音から高音へと上昇する躍動的な主要主題が現れる。シンコペーションが印象的なもうひとつの力強い主題がこれに続く。中間部は雰囲気が一転、4分の6拍子となり、トライアングルやハープの響きに彩られて、オーボエがのどかな東洋風の旋律を吹く。
　第3楽章　アンダンテ　変ニ長調　3部形式。ボロディンによると「古いスラヴの吟遊詩人の歌」であるという。民族楽器グースリを表すハープのアルペッジョに乗せて、まずクラリネットが短い導入の音型を吹き、続いてホルンがしみじみとした主題を歌いはじめる。主部の後半では、弦のトレモロに乗せて、イ短調の切ない音型が、オーボエを筆頭に、木管に次々と受け渡されていく。中間部は4分の3拍子となり、半音階を下降していく木管を背景に、弦が低音域から高音域へと上昇する雄大な旋律を弾く。その後、主部が戻ってくるが、そのままの再現ではなく、前半と比べて大きく変形されている。最後には中間部の主題、続いて冒頭部分が再び現れ、切れ目なしに終楽章に入る。
　第4楽章　フィナーレ／アレグロ　ロ長調　ソナタ形式。ボロディンによると「騎士たちの楽しい饗宴の中からグースリと竹笛の音が聞こえてくる」にぎやかなフィナーレだ。大太鼓、タンブリン、シンバルはこの楽章のみに加わる。序奏に続き、5音音階的で、実質的には5拍子（3拍子＋2拍子で書かれている）の、活気に満ちた第1主題が出る。第2主題は、クラリネットが先導するこぶしの利いた旋律だ。トロンボーンとテューバの重々しいファンファーレを合図に展開部に入り、新しい素材も加えて進む。再現部のあと、コーダでは序奏を再現して明るく曲を閉じる。
（増田良介）

作曲年代	1869～76年
初　　演	初稿／1877年3月10日（ロシア旧暦2月26日）　エドゥアルド・ナプラヴニク指揮改訂稿／1879年3月4日（ロシア旧暦2月20日）ニコライ・リムスキー＝コルサコフ指揮
楽器編成	フルート3（第3はピッコロ持替）、オーボエ2（第2はイングリッシュホルン持替）、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、テューバ、ティンパニ、トライアングル、タンブリン、シンバル、大太鼓、ハープ、弦楽5部

【ソリスト・アンコール】
ハイドン（クライスラー編曲）：旧オーストリア国歌
（ヴァイオリン／大関万結）

【オーケストラアンコール】
J.S.バッハ（ストコフスキー編曲）：前奏曲 BWV.869

【当日券情報】プロムナードコンサートNo.392（6/18up）
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、都響WEBチケットにて当日券を発売いたします。
会場での対面販売、及び都響ガイドでの電話販売は行っておりませんのでご了承ください。

販売日時：6月19日（土）10:00～13:00　無くなり次第終了
販売方法：都響WEBチケット（セブンイレブン支払・発券／カード払い・電子チケットのみ）
※お申込みには、都響WEBチケットへの事前登録が必要です（登録無料）。
※全席種を販売。
※当日券はシルバー割引・U-25割引・ハンディキャップ割引はございません。
　割引をご希望の方は前売りにてお求めください。
※「来場されるお客様へのご案内」の内容に同意いただいた上でお申込みください。
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※等間隔での空席設定は行いませんが、引き続き、感染症の拡大防止のため、一部の座席は販売いたしません。また、政府や自治体によるイベント開催要件に変更があった場合は、開演時間の変更、販売の一時停止や入場者数上限の設定等を行います。
ご購入前に最新情報をご確認の上、ご購入くださいますようお願いいたします。

6月のプロムナードコンサートは1回券のみ販売いたします。9月以降の公演につきましては、会員券の発売を検討しております。詳細は、6月頃に改めてご案内予定です。

・基礎疾患（糖尿病・心不全・呼吸器疾患等）をお持ちの方や体調に不安のある方は、医師の判断や関係機関の情報をご確認の上、慎重なご判断をお願いいたします。当面の間、当日券は必ず販売いたします。外出や体調に不安のある方は当日券（都響WEBチケットのみ）をご検討ください。
・必ず、「来場されるお客様へのご案内」の内容に同意いただいた上でお申込みください。
・急遽出演者や曲目変更、または公演中止となる場合がございます。公演中止の場合を除き、払い戻しはいたしません。

聴きどころ

下野竜也指揮でお贈りする、ちょっと凝ったプロムナードです。編曲によるヘンデルで幕を開け、新進気鋭のヴァイオリニスト大関万結自ら熱望したブルッフの「第2番」、そして後半はロシア5人組の一人であり科学者としても知られるボロディンの傑作・第2交響曲。なじみの作曲家のいつもと少し違う表情（作品）を見て（聴いて）みませんか？　はっとするような美しさや躍動感に惹きつけられるはずです。