指揮/リッカルド・ミナーシ
ヴァイオリン/庄司紗矢香
リッカルド・ミナーシ Riccardo MINASI(指揮)
2025/26シーズンにはハンブルクのエルプフィルハーモニーにてアーティスト・イン・レジデンスを務め、アンサンブル・レゾナンスとベッリーニ『カプレティ家とモンテッキ家』の演奏会形式やハイドンの『キリストの七つの最後の言葉』を含む4プログラムを指揮。また、ベアトリーチェ・ラナとのヨーロッパツアーの一環として、ハンブルクでドイツ・ブレーメン室内フィルハーモニー管弦楽団と共演し、その後、ジェイムズ・エーネスとともに南米でコンサートを行う。
このシーズンのその他のハイライトとしては、ミュンヘン・フィル、フランス放送フィル、ルクセンブルク・フィル、SWRシュトゥットガルト放送響、BBCフィル、スコットランド室内管、マルティン・フレスト率いるドレスデン・フィルとの初共演が挙げられる。また、エッセン、ドルトムント、ケルンでは、クレバッサをソリストに迎えマーラー室内管を指揮し、マーラーの交響曲第3番を演奏。さらに、西オーストラリア響およびクイーンズランド響とともに、2つの交響曲プログラムも指揮する。
photo ©Drew Gardner
庄司紗矢香 Sayaka SHOJI(ヴァイオリン)
東京に生まれ、3歳でイタリアのシエナに移住。キジアーナ音楽院とケルン音楽大学で学び、14歳でルツェルン祝祭管弦楽団との共演で欧州デビュー、同年にウィーン楽友協会に出演。
1999年パガニーニ国際コンクールで史上最年少優勝。以来ズービン・メータ、ロリン・マゼール、ユーリ・テミルカーノフなど多数の一流指揮者と共演。オーケストラではベルリン・フィル、ニューヨーク・フィル、チェコ・フィル、マリインスキー管などと共演。最近では、ロウヴァリ指揮フィルハーモニア管とのイタリア・ツアーや、フィルハーモニー・ド・パリでの勅使河原三郎との共演でも活躍。
これまでドイツ・グラモフォンから11枚のアルバムをリリース。安藤忠雄、杉本博司など他分野の著名な芸術家とも意欲的なプロジェクトを行う。使用楽器は上野製薬株式会社より貸与のストラディヴァリウス「レカミエ」1729年製。
photo ©Laura Stevens


