

指揮/八嶋恵利奈
ピアノ/ベンジャミン・グローヴナー
八嶋恵利奈 Erina YASHIMA(指揮)
2025/26シーズンには、ロンドン・フィル、プラハ放送響、マインツ・フィル、オマハ響でデビューを果たす。また、トスカーナ管とシカゴ市民管にも再登場する。オペラ舞台では、2025年8月の高い評価を得たデビューに続き、メトロポリタン歌劇場に『魔笛』でデビューし、オペラ・オーストラリアには『蝶々夫人』で再登場する。
最近の主な活動には、バイエルン放送響、NDRエルプフィル、フランクフルト放送響、ロイヤル・リヴァプール・フィル、ロイヤル・スコティッシュ国立管、シュトゥットガルト・フィル、ミュンヘン響、トーンキュンストラー管、シカゴ響、フィラデルフィア管、サンフランシスコ響、ヒューストン響、モントリオール・メトロポリタン管、 ソウル・フィル、ザルツブルク音楽祭、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、アイリッシュ・ナショナル・オペラ、ブレゲンツ音楽祭、ヴェローナ・アリーナ、ピサ・ヴェルディ劇場、シカゴ・リリック・オペラ、ワシントン国立歌劇場などでの公演が挙げられる。
photo ©Todd Rosenberg
ベンジャミン・グローヴナー Benjamin GROSVENOR(ピアノ)
英国の主要オーケストラはもとより、P.ヤルヴィ、ビシュコフ、シャイー、サロネン、エメリャニチェフら著名な指揮者のもと、ボストン響、シカゴ響、フランス国立管などと共演を重ねている。2025年にはバンベルク響やN響にデビューした。
またBBCプロムスでは過去10年以上にわたり常連で、2023年のドビュッシー、リスト、ラヴェル作品によるリサイタルでは、スペクテイター誌から「芸術的能力の頂点に達し、そこに留まろうとする天才」と評された。ほかにも「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン音楽祭、カーネギーホール、ベルリンのコンツェルトハウスなどでリサイタルを行っている。ウィグモアホール、ラジオ・フランスなどではアーティスト・イン・レジデンスを務めた。
録音では2011年にデッカ・クラシックスと契約。英国の音楽家としては史上最年少、同国のピアニストとしては約60年ぶりの契約となった。2020年に発売されたショパンのピアノ協奏曲のアルバムはグラモフォン賞とディアパゾン金賞を受賞。21年にはリスト作品のアルバムがショク賞とセシリア賞を受賞。23年のシューマンとブラームス作品のアルバムは、グラモフォン誌のエディターズ・チョイスとディアパゾン金賞に選ばれ、「傑作」(ル・ドゥヴォワール誌)と絶賛された。最新盤は25年にリリースされた「ショパン:ピアノ・ソナタ第2番、第3番ほか」。
photo ©Marco Borggreve