【都響版行程表のステージの現状について】2020年11月9日現在

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演奏会再開への行程表と指針(第2版)[PDF]

東京都交響楽団(都響)では、上記リンク先の行程表に基づき、7月に「ステージ1」で公演を再開し、9月公演の実績を経て、現在は「ステージ2」(3管14型)を許容する態勢でいます。また、弦楽器の編成については、12月からは、曲目や会場により16型を採用していく予定です。

しかし、それでも、一気に拡大するのではなく、作品ごとの楽器編成や舞台の広さ等を勘案し、セッティング等慎重に検討しながら、可能な範囲で徐々に対応することとし、それにふさわしい曲目をその都度、検討、選定していく所存です。

この先のステージへの移行については、今後の感染状況や各ホールのガイドライン、専門家の助言等も参考にしつつ検討してまいります。

また、合唱付き作品については、クラシック音楽公演運営推進協議会による「コロナ下の音楽文化を前に進めるプロジェクト(声楽・合唱)科学的検証」結果をはじめ様々な情報を参照しつつ、公演会場やリハーサル会場の環境等も考慮しながら、慎重かつ柔軟に対応していく考えです。

リハーサル、本番時のマスクの着用については任意としていますが、ステージが進んでも、楽員・スタッフの検温や手洗い、楽屋の使用人数制限、使用場所・機材の消毒等、感染防止対策は引き続き徹底して行ってまいります(写真参照)。

今後とも都響の活動にご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

公益財団法人 東京都交響楽団

フォトギャラリー

楽屋口での検温
奏者間の距離を確保
多数の楽譜を扱うライブラリアンも手袋着用


管楽器は結露水対策として各自吸水シートを使用
管楽器は結露水対策として各自吸水シートを使用
管楽器は結露水対策として各自吸水シートを使用


使用済みの吸水シートは奏者各自が処理
音出し直前まで着用できるようマスク掛け専用クリップを用意
マスク掛け用クリップもこまめに消毒


共用のスコアの取扱いにも注意呼びかけ
出待ち舞台裏もソーシャル・ディスタンスとこまめな消毒
演奏者のイスもきれいに


使用後の譜面台も消毒
開演中、終演後の定期的な清掃
清掃用品は取扱に留意し、各自が処理


楽屋の広さに応じて定員を設定
楽屋の広さに応じて定員を設定
楽屋内もスペースを空けて使用

2020年10月25日サントリーホール
都響スペシャル2020(10/25)
指揮/小泉和裕
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 op.90

photo by ©Rikimaru Hotta

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