【第9回楽員国際交流事業】2025年10月、都響楽員がシンガポール響定期に参加

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 公益財団法人東京都交響楽団(東京都台東区/理事長:近藤誠一)は、シンガポール交響楽団との楽員交流事業(Musician Exchange Programme)として、都響第1ヴァイオリン奏者の蔭井清夏(かげいさやか)が2025年10月13日~23日の間、シンガポールに滞在し、シンガポール交響楽団定期演奏会(10月16日、23日開催)に参加することをお知らせいたします。

 この交流事業は日本・シンガポール両国の音楽文化の交流と相互理解を深めることを目的として、《首都東京の音楽大使》である都響が推進する国際交流の一環として取り組んでいるものです。都響とシンガポール響とが相互に楽員の派遣・受け入れをし、それぞれ約1週間にわたりリハーサルや演奏会に参加して交流を図ります。2009年の都響シンガポール公演を契機に開始したもので、今回で9回目となります。
 海外公演の他、アジアの楽団との楽員交流事業などに意欲的に取り組む都響の活動に、引き続きご注目ください。

公益財団法人東京都交響楽団

●これまでの実施内容は こちら
●シンガポール交響楽団 http://www.sso.org.sg/


蔭井清夏(Sayaka KAGEI)【都響第1ヴァイオリン奏者】

シンガポール滞在期間:2025年10月13日(土)~23日(火)

大阪府生まれ、幼少期をシンガポールで過ごす。
東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝術大学卒業。卒業時にアカンサス音楽賞を受賞。
第90回読売新人演奏会に出演。 学内選抜により藝大室内楽定期演奏会に出演。 これまでに小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、セイジオザワ松本フェスティバル、リッカルドムーティ氏によるオペラアカデミー等に参加。
文化庁/日本演奏連盟主催、新進演奏家育成プロジェクト リサイタル・シリーズのオーディションに合格し、東京文化会館にてソロリサイタルを開催。大谷康子氏に師事。

出演予定公演:
2025年10月16日(木)

シンガポール交響楽団定期演奏会(指揮/ハンス・グラーフ)

2025年10月23日(木)
シンガポール交響楽団定期演奏会(指揮/ミハウ・ネステロヴィチ)