ABOUT TMSO 都響について

東京オリンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立(略称:都響)。

歴代音楽監督は森正、渡邉曉雄、若杉弘、ガリー・ベルティーニ。現在、大野和士が音楽監督(2026年度から芸術顧問、2028年度から桂冠指揮者)、アラン・ギルバートが首席客演指揮者(2026年度から特別客演指揮者/ミュージック・パートナー)、小泉和裕が終身名誉指揮者、エリアフ・インバルが桂冠指揮者を務めている。ペッカ・クーシストが2026年度から指揮者/ヴァイオリニストとしてアーティスト・イン・レジデンス、2028年度から首席指揮者に就任。ダニエーレ・ルスティオーニが2026年度から首席客演指揮者に就任する。

定期演奏会を中心に、都内小中高生のためのWelcome! オーケストラ(音楽鑑賞教室)、青少年への音楽普及プログラム、多摩・島しょ地域での出張演奏、福祉施設への訪問演奏の他、2018 年からは、誰もが音楽の楽しさを体感・表現できる“ サラダ音楽祭” での演奏など、多彩な活動を展開している。

CDリリースは、若杉弘、ガリー・ベルティーニ、エリアフ・インバルによる各『マーラー交響曲集』のほか、武満徹作品集などの現代日本管弦楽曲、交響組曲『ドラゴンクエスト』(全シリーズ)や『Fate/Grand Order』などのゲーム音楽まで多岐にわたる。

受賞歴に、「京都音楽賞大賞」(第6回)、インバル指揮「ショスタコーヴィチ:交響曲第4番」でレコード・アカデミー賞〈交響曲部門〉(第50回)、ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門録音・録画最優秀作品賞、ならびにコンサート・パフォーマンス賞〈日本人アーティスト〉(第25回)、「インバル=都響 新・マーラー・ツィクルス」で〈特別部門:特別賞〉(第53回)、三菱UFJ 信託音楽賞奨励賞(第21 回)など。

「首都東京の音楽大使」たる役割を担い、これまで欧米やアジアで公演を成功させ、国際的な評価を得ている。