

指揮/エリアフ・インバル
ピアノ/サスキア・ジョルジーニ
エリアフ・インバル Eliahu INBAL(桂冠指揮者)
都響には1991年に初登壇、特別客演指揮者(1995 ~ 2000年)、プリンシパル・コンダクター(2008 ~ 14年)を務め、2回にわたるマーラー・ツィクルスを大成功に導いたほか、数多くのライヴCDが絶賛を博している。『ショスタコーヴィチ:
交響曲第4番』でレコード・アカデミー賞〈交響曲部門〉、『新マーラー・ツィクルス』で同賞〈特別部門:特別賞〉を受賞した。仏独政府およびフランクフルト市とウィーン市から叙勲を受けている。渡邉暁雄音楽基金特別賞(2018年度)受賞。
2014年4月より都響桂冠指揮者。マーラーの交響曲第10番や《大地の歌》、バーンスタインの交響曲第3番《カディッシュ》、ショスタコーヴィチの交響曲第7番《レニングラード》、ブルックナーの交響曲第8番などの大作で精力的な演奏を繰り広げ、話題を呼んでいる。
サスキア・ジョルジーニ(ピアノ)
これまでに、ウィーン・ムジークフェライン、ウィーン・コンツェルトハウス、ザルツブルク・モーツァルテウム大ホール、ポーランド国立ワルシャワ・フィルハーモニー等のほか、ユトレヒト国際室内音楽祭やロッケンハウス室内音楽祭にも出演している。また、NYCA響、CBC放送管、フォアアールベルク響、ボン・クラシック・フィル等のオーケストラと、ジェラール・コルステン、アンドレア・バッティストーニ等の指揮者と共演しており、室内楽でも、イアン・ボストリッジ、マルティン・フレスト、ジャニーヌ・ヤンセン、マリオ・ブルネロ等と共演を重ねている。
イモラ音楽院を経て、トリノ音楽院でクラウディオ・ヴォゲーラに師事し首席で卒業。ピネローロ音楽アカデミーではエンリコ・パーチェに、ザルツブルク・モーツァルテウム大学大学院ではパーヴェル・ギリロフに師事。