指揮/尾高忠明
ピアノ/アンナ・ヴィニツカヤ
尾高忠明 Tadaaki OTAKA(指揮者)
1991年度サントリー音楽賞受賞。1997年には英国エリザベス女王より大英勲章CBEを授与された。1999年には英国エルガー協会より日本人初のエルガー・メダルを授与され、1993年王立ウェールズ音楽演劇大学より名誉会員の称号、ウェールズ大学より名誉博士号、2012年有馬賞(NHK交響楽団)、2014年北海道文化賞、2018年度関西「音楽クリティック・クラブ賞」本賞、大阪文化祭賞、日本放送協会放送文化賞、2019年JXTG音楽賞洋楽部門本賞などを受賞。2021年11月、旭日小綬章を受章。
現在、N響正指揮者、大阪フィル音楽監督、BBCウェールズ・ナショナル管桂冠指揮者、札響名誉音楽監督、東京フィル桂冠指揮者、読響名誉客演指揮者、紀尾井ホール室内管桂冠名誉指揮者。また2021年から「東京国際音楽コンクール〈指揮〉」の審査委員長に就任。複数の大学で後進の指導も積極的に行っている。
アンナ・ヴィニツカヤ Anna VINNITSKAYA(ピアノ)
イスラエル・フィル、ミュンヘン・フィル、ベルリン放響、ベルリン・ドイツ響、バンベルク響、ロイヤル・フィル、バーミンガム市響などの著名オーケストラと、また、フェドセーエフ、インバル,デュトワ、ネルソンス、インキネン、サラステ、カンブルラン、リットン、ウルバンスキ、フィッシャー、ギルバート、キリル・ペトレンコなどの巨匠たちと共演。19年9月、ベルリン・フィル定期演奏会に登場。驚愕の名演奏を披露した。21年9月には同楽団パリ公演で、キリル・ペトレンコの指揮にて再共演を果たす。
09年よりハンブルク音楽演劇大学でピアノ科の教授を務めている。
これまでに8枚のCDをリリース。ECHO Klassik賞、ディアパソン・ドール賞、グラモフォン誌エディターズ・チョイスなど、数々の賞を受賞している。
初来日は07年。以降、毎年のように来日。これまでにN響、都響、大フィル、新日本フィル、神奈川フィル、九響などと共演。
photo:©Yukari Nakamura