都響メンバーに聞く、コンサートの楽しみ|小関 郁(5/16・17公演)

公演情報

5/16定期B&5/17都響スペシャルに向けて、第1ヴァイオリンの小関郁にインタビューしました。
クシシュトフ・ウルバンスキの指揮で演奏したことがあるからこそ知る人柄や印象を語っています。

■ウルバンスキの人柄や印象について

リハーサルもクールでピリッとした印象でしたが、旅公演の空き時間にフットサルに参加してくれたことがあり、
その時は少年のような笑顔でサッカーも上手くて、なんだか安心した記憶があります。

■過去にウルバンスキの指揮で演奏したショスタコ―ヴィチ5番等について、どんな演奏や印象でしたか

どの曲も暗譜で驚いたことが多かったのですが、ただ楽譜の細かいことまで頭に入っているというより、
音のイメージが頭の中に強くある指揮者だと感じました。
本番では独特の入り込む空気感?のようなものを感じることがあったと記憶しています。
リハーサルではpやppなど、音量の小さい部分へのこだわりも印象的でした。

■今回の共演にあたって楽しみにしていること

わりと歳の近いマエストロとの7.8年ぶりの共演でとても楽しみです。
この7.8年では私自身にも様々な変化があったし、オーケストラの個性も全然違うと思うので、先入観のようなものを持たずに臨めたらと思います。
今のマエストロと都響とで、どのような演奏になるのかわくわくしています。

小関 郁(こせきふみ)/第1ヴァイオリン奏者

第1021回定期演奏会Bシリーズ ※前売り予定枚数終了
2025年5月16日(金) 19:00開演 サントリーホール
都響スペシャル(5/17)
2025年5月17日(土) 14:00開演 サントリーホール

指揮/クシシュトフ・ウルバンスキ
ピアノ/アンナ・ツィブレヴァ

【ショスタコーヴィチ没後50年記念】
ペンデレツキ:広島の犠牲者に捧げる哀歌
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 op.102
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 op.47
5/16第1021回定期演奏会Bシリーズ 公演詳細
5/17都響スペシャル 公演詳細