

指揮/準・メルクル
ヴァイオリン/五明佳廉
準・メルクル Jun MÄRKL(指揮)
現在、台湾国家交響楽団(NSO)音楽監督、インディアナポリス交響楽団音楽監督、オレゴン交響楽団首席客演指揮者。更にオランダのハーグ・レジデンティ管弦楽団の首席指揮者に新たに任命されている。
これまでにリヨン管弦楽団音楽監督、ライプツィヒMDR交響楽団首席指揮者、バスク国立管弦楽団首席指揮者、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督などを歴任。
北米、アジア、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパの主要オーケストラに定期的に客演を続けており、フィラデルフィア管弦楽団、シカゴ交響楽団、クリーブランド管弦楽団、ボストン交響楽団、バイエルン放送交響楽団、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団など世界有数のオーケストラの多くを指揮してきた。
オペラ指揮者としてもウィーン、ベルリン、ミュンヘンの国立歌劇場、ザクセン州立歌劇場、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場、サンフランシスコ歌劇場、東京の新国立劇場や二期会公演などへ客演を続ける。
レコーディングにおいてもすでに55 枚を超える膨大なディスコグラフィーを誇っている。
フランスでの功績が認められ、2012 年にフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受賞。
ミュンヘンでセルジュ・チェリビダッケに、タングルウッドでレナード・バーンスタインと小澤征爾に師事。
若手音楽家との活動にも熱心に取り組んでおり、札幌のパシフィック・ミュージック・フェスティバルやコロラド州のアスペン・ミュージック・フェスティバルでは何度も首席指揮者を務めている。
東京の国立音楽大学招聘教授。2023年には台湾国立ユース交響楽団を設立した。
五明佳廉 Karen GOMYO(ヴァイオリン)
現代音楽にも深い関わりを持ち、マティアス・ピンチャーの協奏曲第2番《MARʼEH》の北米初演を作曲者の指揮により演奏、サミュエル・アダムスの室内協奏曲をサロネン指揮シカゴ響と世界初演、絶賛を博した。リサイタルや室内楽においても、北米とヨーロッパを中心に活躍を続けている。
使用楽器は、五明佳廉のために個人スポンサーによって購入された1703年製ストラディヴァリウス“オーロラ(Aurora, exFoulis)”。
photo:©Irène Zandel